卒業生の声
-
- 青木 真由美 さん 2019年度修了
- [訪問看護ステーション 勤務]
-
- 黒田 貴子 さん 2018年修了
- [京都大学医学部附属病院 勤務]
-
- 奥野 映子 さん 2015年修了
- [がん診療連携拠点病院 勤務]
-
- 脇口 優希 さん 2014年修了
- [⼤学院⽣(博⼠課程)]
-
- 吉本 歩 さん 2013年修了
- [松江市立病院 勤務]
-
- 2012年修了
- [一般病院 勤務]
-
- 2011年修了
- [がん診療連携拠点病院 勤務]
-
- 江藤 美和子 さん 2010年修了
- [ベルランド総合病院 勤務]
-
- 2010年修了
- [⼤学教員]
-
- 2010年修了
- [がん診療連携拠点病院 勤務]
江藤 美和子 さん2010年修了[ベルランド総合病院 勤務]
- 看護学研究科を目指した動機
- 看護実践、教育、研究のできる看護スペシャリストを目指し、兵庫県立大学看護学研究科を目指し、入学しました。在学中はがん看護、看護理論、教育、倫理、管理等を学び、2011年に修士課程を修了しました。現在はがん看護専門看護師として総合病院に勤務しています。外来師長と緩和ケアチーム、がん相談を兼務する多忙な日々ですが、大学院で学んだ論理的思考をもとに、実践と調整、学生・現任教育、システム管理に取り組んでいます。日々課題もありますが、スペシャリストとしてさらに専門性を深め発展し続けていきたいと考えています。
吉本 歩 さん2013年修了[松江市立病院 勤務]
- 本学科での学び
- 大学院で得た学びは現在進行形で非常にためになるものばかりです。
1.1科ではないこと。在学中は多領域に渡る同級生がいたことで、多角的な視点で様々な意見交換やアドバイスを得ることができ、2年間の学びの支えとなりました。
2.がんプロでの他大学の学生との交流です。情報共有を行ったり、色々なことを相談しあったりとても刺激となりモチベーションの維持になりました。
3.先輩方や先生方との交流の継続があることです。卒業しても安心して相談できる人と場所があり、スキルアップに力を貸していただいています。この安心感が現在の私を支えてくれていると考えています。
黒田 貴子 さん2018年修了[京都大学医学部附属病院 勤務]
- 臨床から大学院へ。私のかわったところ
- 私は、臨床の中で自分が同じようなところでケアに行き詰まることを繰り返し、当時はそれが限界なのだと思っていました。でも、本当にそうなんだろうか、本当の問題を見つけ解決する方法を身に着けたい、と看護学研究科を目指しました。在学中は出来ないことだらけの日々でしたが、先生方のケア的な指導や同期との支え合いのお陰で多くの学びを得ることが出来ました。修了後、自分が進学前とは違った観察の視点や思考に変化していることを感じています。
脇口 優希 さん2014年修了[⼤学院⽣(博⼠課程)]
- 臨床と研究の懸け橋になるために
- 大学病院で勤務していた頃、強烈な治療で苦しむ患者さんに多く出会いました。葛藤を抱きながらもなす術がなく、看護師として実力不足を痛感しました。また、いつか進学したいと思いながらも、現場と研究との乖離から進学先を悩んでいました。
そんな時、本学主催の事例検討会で先生方が臨床の課題解決に寄与する場面を見て感動し、進学を決めました。修了後、臨床での現象を捉え、課題解決の糸口を見出せるようになったのではないかと感じています。また、在学中に出会った同期は宝物で、今でもお互い支えあっています。現在は大学で、研究・教育と実践を両立すべく奮闘中です。
奥野 映子 さん2015年修了[がん診療連携拠点病院 勤務]
- がんプロフェッショナル養成プランの学び
- 私は、がん看護の基礎を学びたい思いで大学院に進学しました。がんプロフェッショナル養成プランの講義は、国内外の著名な講師陣により、看護理論や最新のがん治療について基礎をしっかり学ぶことができる内容でした。
また、共通する仲間や多職種との事例検討を通し、私自身の思考を整理することができました。受講を通し、がん看護専門看護師に求められる専門性や俯瞰する視点を養うことができたと活動を通し実感しています。
2010年修了[⼤学教員]
- 看護学研究科で学んで
- 私が専門看護師(CNS)を目指したきっかけは、同じ職場で働く先輩CNSの存在でした。臨床で困難に直面した際に先輩CNSの高い実践能力に何度も助けられ、自らもがん看護の専門性を高めたいと思い進学を決めました。看護学研究科では、看護学やがん医療など様々な分野に精通した先生方から学ぶとともに仲間と切磋琢磨することを通して高い看護実践能力を養うことが出来たと感じており、これまで以上に臨床のやりがいにつながっています。
2010年修了[がん診療連携拠点病院 勤務]
- 卒業して思うこと
- 医療の現場は日進月歩、変化しています。最近ではがんゲノム医療の進歩により、標準治療での効果が見込めない患者に、適した薬剤を探す遺伝子検査に医療保険が適用されました。そうした中で、新たな治療の把握、治療選択に必要な患者・家族へのケア提供体制を模索しています。大学院での学びは、変化する医療情勢に敏感に反応し、患者、家族に必要なケアが届けられるよう探究、創造、開拓していく基盤づくりであったように思います。
2011年修了[がん診療連携拠点病院 勤務]
- 修士課程で得たもの
- 私は、CNSに相談し救われた経験があり、看護の専門性を高めたいと思い修士課程に進学しました。修士課程では、様々な講義で学び方を学び、実習では困難事例の多角的なアセスメントを学びながら自分自身の看護観と向き合うことができました。がんプロ養成プランの合同合宿では、多職種で討議し各々の専門的な考え方に触れることができ、現在チーム医療を実践する際の基盤になっています。同じ志を持つ同期生と出会い、ともに学び、今でも相談できることは財産だと思います。
2012年修了[一般病院 勤務]
- 学び方を学んだ2年間
-
患者さんの精神的な反応やその対応に悩むことがあり臨床経験5年を経て大学院に進みました。大学院では、論文や理論など自分が追求したいことをとことん学べ、様々な知見に触れる刺激的な毎日でした。また、多様なカリキュラムや先生方の講義に恵まれ、細胞レベルで患者さんの痛みや症状を捉える基礎を学び、今まさに力になっていると感じます。そして、患者さんやご家族に起きている現象や体験をより正確に理解することの大切さを学んだ2年間でした。
大学院では、弱い自分と向き合う毎日でしたがそれも大事な時間でした。他分野の仲間にも支えてもらい、今でも分野を超えての意見を聞くことができて広い繋がりができてよかったと思います。
現在も、「これでよかったのか」と内省しながらの毎日で学びの途中ですが、病棟看護師や多職種スタッフと共に考え、よりよいケアが患者さんご家族に提供できるように取り組んでいきたいと思います。
青木 真由美 さん2019年度修了[訪問看護ステーション 勤務]
- 看護観を磨く二年間
- 私は療養場所や治療の有無に関わらず、がんに罹患した方々に切れ目のないケアを提供したいと考えて大学院へ進学しました。在学中は講義や実習、同期生との研鑽などを通してがん患者を多角的に理解するための理論や知識を学びました。また、医師・薬剤師・放射線技師ら多職種と合同で学ぶ機会も多く、がん患者のケアを取り巻く医療職者の視点と思考を共有させて頂いたことも看護の視野を広げることに繋がりました。二年間の貴重な学びを手掛かりに、今後もがんと共に生きる方々を支えていきたいと考えています。
- COPYRIGHT©2011 College of Nursing Art and Science,Hyogo University.
ALL RIGHT RESERVED.